子どもが自らハサミを使いたがるようになる時期について、いつから安全に使用できるかを考えてみましょう。
日常生活で物を落としやすい子どもたちにとって、ハサミは顔や目、足などに当たる危険も伴います。
子どもにハサミを持たせるのは親にとって勇気が必要ですが、手先の発達を促す上で、役立つことも事実です。
初めての育児で不安がある中、育児書には「興味を持ったものは試させてみるべき」とのアドバイスがあります。
ハサミを使わせることで子どもの成長を遅らせてしまうかもしれないという心配もあります。
2歳からなら問題なく使わせることができますが、安全面には注意が必要です。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- 子どもにハサミを使わせる適切な年齢
- ハサミを初めて使う際の注意点3つ
- 年齢別ハサミの利点
私が2歳の子どもに子供用ハサミを使わせた時、上手く扱えず興味を失い、一時は引き出しにしまっていました。
しかし、用意しておいたおかげで、再度使いたくなった時にすぐに取り出せ、最終的には大人用のハサミも上手に扱えるようになりました。
子どもの成長に合わせてハサミを使えるようになるのを見守るのが良いでしょう。
子どもにハサミを使わせる適切な開始年齢は2歳から!
子どもがハサミを使い始める時のリスクを考えると、適切なタイミングについて悩むことが多いでしょう。
2歳頃からハサミの使用を始めるのが適しています。
SNSでは、「1.5歳から4歳」と書かれたハサミのパッケージを見て、いつから子どもに使わせるべきか戸惑っている声もあります。
心配ママの声を紹介!
◎子どもが1歳半の時、ハサミに興味を持ち始めましたが、危険を避けるために触らせませんでした。
◎2歳の誕生日には安全なプラスチック製のハサミをプレゼントしましたが、すぐには上手く扱えませんでした。
◎大人でも正確に切るのは難しいので、しばらく使用を控えました。
3歳になってからは保育園でハサミを使い始めたものの、家ではまだうまく扱えませんでした。
◎この時期、ハサミの使用は大人の補助が必要な程度でした。
◎育児書を参考にしながら子どもの発達に悩んだり、保育園で困ることがないか心配したこともありますが、過度に神経質になる必要はありませんでした。
皆さん、心配しすぎて使わせるまでかなり悩まれていたようですね。
初めてハサミを使わせる際の注意点3つを紹介!
子どもが大人の活動に興味を持ち始めるのは1歳からですが、すぐに大人用のハサミを使わせるのは危険です。
間違った使い方をすると怪我をする恐れがあります。
2歳からハサミの使用を開始することができますが、次の3点に注意して子どもの様子を見ながらハサミを使わせてください。
- ハサミを使う際は、保護者が一緒に見守ること。
- 子どもが座って落ち着いていられる状態であること。
- 子どもが指示を聞ける状態であること。
また、ハサミは子どもが勝手に触れない場所に保管し、常に大人の監視下にあることが大切です。
子供がハサミを使い始める目安!年齢に合わせて使わせる?
子供がハサミを使う適切な時期についての関心は高く、一般的には2歳からとされています。
具体的にどの年齢でどのようなスキルが期待できるのか、親として把握しておきたいものです。
ここでは、一般的な年齢ごとのステップと、子どもの成長例を示します。
- 3歳頃:単純な直線を1回または2回切る。
- 4歳頃:連続して直線を切り、誤差が1センチ以内。
- 5歳以降:カーブや複雑な形を正確に切ることが可能。
ハサミの使用技術は、練習によって向上します。
基本的な直線から始め、徐々に複雑な形へと進むことが求められます。
ステップ1: ハサミを持つ(1歳〜3歳ころ)
ステップ2: ハサミを開閉する(2歳〜3歳ころ)
ステップ3: 直線の1回切り(3歳ころ)
ステップ4: 直線の2回切り(3歳ころ)
ステップ5: 直線の連続切り(4歳ころ)
ステップ6: ギザギザの直線(4歳〜5歳ころ)
ステップ7: カーブの切り方(5歳以降)
私は子どもに1歳半頃からハサミに興味を示し子どもに少しずつ渡していました。
2歳の誕生日にプラスチック製の子供用ハサミをプレゼントし、使わせ始めました。
当初は紙を切ることができず、切れないことによく泣いていました(笑)
保育園では上手に使えるようになり、楽しそうな様子でした。
4歳になると、大人用のハサミで広告のイラストを切り取るのを楽しんで何度も繰り返しました。
5歳には、折り紙や画用紙で作った七夕飾りを上手に作ることができ、6歳になると段ボールなど硬い材料も切れるようになりました。
具体的な7ステップで意味と意図を紹介!
ステップ1: ハサミを持つ練習から始め、小さな穴に親指、大きな穴に人差し指と中指を入れてグーの形で持たせます。
力が弱い場合や左利きの子には適したハサミを選びます。
ステップ2: ハサミを開閉する動作を練習し、このグーパーの動作を繰り返し行います。
ステップ3: 細いテープ状の紙を1回で切る練習を始め、子供が楽しんで繰り返し行うことでスキルを向上させます。
ステップ4: 広い紙で2回切りの練習を行い、ステップ3を基にさらに技術を伸ばします。
ステップ5: 長い距離の直線を連続で切る練習をし、この段階で子供が楽しむことを重視します。
ステップ6: 直線ではなく、紙を動かしながらギザギザに切る技術を練習します。
ステップ7: 曲線や複雑な図柄の切り方を学び、紙の動かし方を視覚的に示して理解を深めます。
まとめ
いかがでしたか?
年齢に合わせてはさみを探してみると、意外と細かく商品と出会えます。
いきなり大人のはさみは、皮膚の柔らかいお子さんの指にけがをさせてしまうリスクが高まります。
ぜひ、年齢に合わせた子ども用はさみをご検討ください。
はさみを使うことで、子どもの好奇心を伸ばしてあげる効果も見られます。
危ないから使ってはダメ!ではなく、親が見守りながら正しい使い方を一緒に学んでほしいと思います。
子どもの成長が楽しみになり、見守っていてもほほえましい姿が目に浮かびます。
お子さんとの工作時間を楽しんでくださいね♪
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございましたヽ(^o^)丿