「そろそろ離乳食も終わりに近づいてきたかな?」
「いつから普通のごはんを始めても大丈夫かな?」
赤ちゃんの成長は、親にとって何よりの喜びですね。
離乳食から普通食に変えられると、食事の負担がずいぶん減ってくると思います。
早く切り替えたい気持ちはわかります。
一般的に、1歳を過ぎた頃から普通のごはんを始めるケースが多いです。
その時に注意すべきことがいくつかあります。
この記事では、赤ちゃんが普通のごはんを始める時期のタイミングと注意すべきポイントをお伝えしていきます。
さらに食事を楽しく進めるための工夫を3つご紹介します。
赤ちゃんの食事の次のステップについて、ご参考になれればうれしいです。
気になるキーワードがありましたら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
赤ちゃんに通常の食事を導入するタイミングは?
一般的には1歳から始めるといいと言われていますね。
私は、離乳食が完了した後から始めるタイミングがいいのではとおすすめしています。
ママ・パパのタイミングも大切で、1歳未満から始める場合や1歳半を過ぎてから始めるという場合もあります。
最終的には赤ちゃんの食べる様子を見ながら、食事を切り替えるのが最善だと思います。
モリモリ食べ出したら、この時期をチャンスと思って準備に取りかかっていきましょう。
食欲のピーク期
この期間は、赤ちゃんが柔らかいものを噛む力が身につき始める時期です。
離乳食の量が増え、授乳が減るとき、普通の食事への切り替えを試していくのもいいでしょう。
まずは、食べものに関心がどんどん増え始めて手に取って口に運ぶようになってきます。
注意しながら、興味を示したらお口に運んでみて様子を見ていってください。
嫌がるようでしたら無理せず、少しずつ試していくくらいの余裕で大丈夫です。
乳歯の発育
赤ちゃんがごはんを上手に食べるためには、前歯だけでなく、奥歯を使って食べ物をつぶせるようになることが重要です。
10本の乳歯が生えそろったら、食事の変更を考える時期かもしれません。
また、離乳食が少しずつ固めにしていく頃だと思います。
そのごはんに普通のごはんを混ぜてみたり、お野菜を潰すだけでなく少し形が残るくらいにしてみて慣らしていくのもコツです。
コップからの飲み物
飲み込む力が育っているかどうかも、通常の食事を始めるための重要なポイントです。
赤ちゃんが牛乳やお茶をコップから飲めるようになったら、それは飲み込む力がついている証拠です。
最初は上手にお口に持っていけず、こぼしてしまうのは日常茶飯事です。
空っぽのコップで遊びながら、飲む練習をしてみて少量の白湯を入れてステップを踏んでみてみましょう。
ポイントは、椅子に座らせて飲む練習をすることです。
遊びながらお食事のときのルールを学んでいくと、お子さんもキチンと覚えていってくれます。
この時期が来たら、離乳食から普通の食事へと移行できる時期がきたタイミングと思ってよいでしょう。
通常の食事への移行時に注意する2つのポイントは?
軟飯から始める
赤ちゃんが普通のごはんを食べ始めるときは、初めから硬いごはんを避け、軟らかく炊いたごはんから始めましょう。
むずかしく考えなくても大丈夫です。
普通のごはんにお水やみそ汁・だし汁を少量いれて、軽くチンすればやわらかくなります。
それを潰しながら食べさせれば、カンタンに軟飯の出来上がりです!
量に注意する
食欲が旺盛な赤ちゃんでも、食べる量の限界を超えてしまわないように注意が必要です。
赤ちゃんの1日の炭水化物の摂取量の目安は270gで、1食あたり約90gが理想です。
よく食べるからといって、与えすぎると後で戻ってきてしまう心配があります。
適切な量を心掛けましょう。
赤ちゃんに楽しくご飯を食べさせる工夫3つとは?
食事の切り替えで赤ちゃんが食べなくなることもありますが、以下の方法で楽しんでもらえるような工夫をしてみましょう。
最初は、軽い塩味のお粥から始めるのがおすすめですが、徐々に味の変化も楽しんで食べてもらいましょう。
トッピングを加える
味の変化を楽しませるために、ご飯にトッピングをするといいでしょう。
たとえば、
- さつまいも
- 海苔
- ごま
- ひじき
- かつお節
などがおすすめです。
これらは、消化はあまりよくないのですりつぶしたり粉状にしてトッピングしてみてください。
赤ちゃんの好みに合わせて、アレルギーに注意しながら試してみていきましょう。
おにぎりを作ってみる
段々と普通のごはんが食べられるようになってきたら、次のステップではおにぎりにもチャレンジしてみてください。。
普通のお茶碗で食べさせるよりもおにぎりにしてみると食べやすく、赤ちゃんも喜んで食べることが多いです。
小さめの一口サイズで作ると、赤ちゃんが握って食べやすくなります。
このときも柔らかめのごはんで、にぎり過ぎないで軽くにぎってあげましょう。
食器や盛り付けを工夫する
食事の雰囲気を変えるために、赤ちゃんが好むキャラクターの食器を使うなど、視覚的に楽しめる盛り付けを楽しんでください。
おかずとごはんをワンプレートで色鮮やかにすることも効果的です。
お子さんは、スプーンなどで混ぜ混ぜして遊んでしまうかもしれません。
そんなときもおおらかな気持ちで、混ぜて味変してるわあ!程度に笑ってみてあげてくださいね!
赤ちゃんが少し食べなくても心配無用な理由とは?
赤ちゃんが一時的に食べる量が減っても、体重が順調に増えていれば心配はいりません。
親子でコミュニケーションを取りながら、楽しく食事の時間を過ごしましょう。
日々の調子によって、たくさん食べるときもあればあまり食事がすすまないこともあると思います。
お子さんにも気分があっての行動なので、一喜一憂せず「まっ、いいか!」
くらいに見守ってあげてください。
何日も食欲がない日が続いたら、お医者さんに相談してみるのもいいと思います。
まとめ
赤ちゃんに通常のご飯を始めるタイミング、注意すべき点、楽しく食事を進める工夫をご紹介しました。
まとめると、
普通食にするタイミングは
- 食欲のピーク期
- 乳歯の発育
- コップからの飲み物
普通食にするときの注意点は
- 軟飯から始める
- 量に注意する
楽しく食べられる工夫は
- トッピングを加える
- おにぎりを作ってみる
- 食器や盛り付けを工夫する
赤ちゃんの食事の変更は親にとって大きなステップですが、いろいろな工夫を凝らして、共に楽しい食卓を作り上げていきましょう。
初めてのことだったら、なおのこと悩んでしまいますよね。
しかし、ここはお子さんの大切な時期ですから、あせらずに無理の無い程度にやっていきましょう。
少しでも参考になって、気分的にもお食事しながらの楽しい時間が過ごせるようになれればうれしいです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました♪